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モルパはニヨ活から生まれました。

ニヨ活とは認知症(ニ)予防(ヨ)活動(活)を略。

​「認知症で人生をあきらめる人をゼロに」を理念に、予防と共生の両輪を回す地域活動のことです。

認知症を「人生最大の成長ステージ」と捉え、今できることに目を向け、感謝を胸に生きることで、誰もが身体を大切にし、安心して暮らせる優しい共生社会を築きましょう。


 日本は少子高齢化が急速に進展し、長寿化が進んでいます。

医療技術の進歩や多様な介護サービスの登場は、それに伴う医療費・介護費の増大という喫緊の課題を浮き彫りにしています。特に少子化が進む中、この財政的な負担は社会全体にとって深刻な問題です。
認知症は単なる「老い」ではなく「疾病」であり、必ずその前段階が存在します。リスク回避のための健康への取り組みは非常に重要ですが、ニヨ活はそれだけでは不十分だと考えています。リスクが高まる高齢世代が生きがいを持ち続けられる社会でなければ、肉体的な予防だけでは真のリスク回避には繋がりません。最も重要なのは、自身の住む地域で、社会や人とのつながりの中で、心から「楽しい!」と感じられることなのです。


 ニヨ活は、身体の健康に取り組むと同時に、地域での生きがいになる仕組みづくりこそが重要だと認識し、多角的なアプローチで活動を展開しています。
その代表的な取り組みの一つが、フィンランド発祥のモルックを1/5に軽量化したユニバーサルスポーツ「ミニらいとモルック®」を活用した活動です。

 2歳の子どもから90歳代の高齢者まで、幅広い世代が参加できるのが特徴です。一般の参加者だけでなく、障がいのある方、介護支援が必要な方、そして認知症のある方も参加することで、多世代・多様な生き方を持つ人々との自然な交流をスポーツで生み出します。

 

 モルパでは、ミニらいとモルックの指導に加えて、認知症の方への配慮や関わり方に関する学びを盛り込んだ講習も実施しています。

これにより、地域活動を自走できる人材の育成にも力を入れています。この事業の定着のため応援よろしくお願いします。

 

一般社団法人認知症予防活動コンソーシアム

​代表理事 歌丸和見​


 

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